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家づくり(注文住宅・建築)の注意点

注文住宅・建築の構造・工法の選択について

稲久保:
続いて、構造・工法についてお伺いしたいと思います。

木造住宅でも、在来工法や枠組壁式工法などがありますが、何が異なるのでしょうか?また、それぞれのメリット・デメリットを教えてください。


蔦村(一級建築士):
木造在来工法というのは、日本古来、正確にいうとだいたい大正から昭和初期ぐらいからの工法を今の在来工法といいます。それは、柱と梁と筋交い、筋交いが必ずあるという事です。それに比べて、枠組壁式工法とはアメリカで発達した工法で筋交いが無いです。そのかわり合板でパネルを作ってそれを組み立てるものです。


稲久保:
枠組壁式工法はいわゆる2×4(ツーバイフォー)工法の事ですよね?


蔦村(一級建築士):
そうです。ただ、2×4工法もその1つです。

注文建築を語る
なぜ日本で枠組壁式工法が普及したかというと、約25年から30年近く前にだんだん円高になってきたので外来材が入るようになりました。北米の材料は、原木では売ってもらえず、向こうの製材というのは、北米用に製材されているので全て枠材で角の柱は製材していないです。

枠組壁式工法用の平たい平角材しかしなくて、それならば輸出しても良いという制限がありました。だから、北米の材料を使用して日本で建てようと思うと枠組壁式工法しかないのです。

そのかわり、日本の内地材は高いので輸入した方が安く出来ます。それを主にリーダー的にやったのがミサワホームでその後、他の大手もついてきました。

稲久保:
どっちの工法の方が強い弱いとかはありますか?


蔦村(一級建築士):
強い弱いは、施工や設計が重要な要素です。基本的に在来工法は撓って耐える、枠組壁式工法は、硬い箱をイメージしてくれたら良いです。撓らないので硬く作って耐える。

用途にもよりますが、例えば、日本人は縁側とか好きでしょ?
ある一面に大きな開口部を作りたい。これは、枠組壁式工法では出来ません。在来工法でしか出来ない。広い開口を取りたい人は、在来工法になってきます。

窓は小さくても良い、暖かい耐震性の高い建物が欲しいという人には枠組壁式工法は今のところお勧めです。今、築30年くらいの枠組壁式工法の住宅もありますから実績は出来てきたと思います。

阪神淡路大震災のあった後、神戸でも残っていますし、耐震性は高いと思います。ただ、窓を増やしたいなどの改造は無理です。双方、メリット、デメリットがあります。


稲久保:
在来工法のデメリットは何ですか?


蔦村(一級建築士):
在来工法は撓るから、例えば大きい地震が起こると変形が残ります。残留変形がどうしても残ります。

ただ、在来工法というのは、もともとそういうふうに作ってあるから、災害の後は修理する訳です。台直しといって、またまっすぐに起こしてきれいに仕上げしてまた住むという事になります。

大きい部屋をとる、例えば、1階のリビングを広くしたい場合に枠組壁式工法には限界があります。在来工法の方が技術的に可能です。




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