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家づくり(注文住宅・建築)の注意点

新築住宅の工事(施工)について

稲久保:
続いて工事についてお伺いしたいと思います。一戸建て住宅を新築するのには、どれぐらいの期間がかかるのでしょうか?


蔦村(一級建築士):
建築確認がおりて、基礎工事などを開始していきますが、3〜6ヶ月くらいです。最近はもっと早く建てる業者も多いですが。

今はほとんど木造の場合はプレカットです。今までは材木を発注して現場におろしてもらって現場で加工していましたが、今はプレカットメーカーというのがあって原木を一括仕入れします。図面をだせば加工をしてくれて、刻んだ分を現場におろしてくれるので後は組み立てるだけです。昔のようにのこぎりで切ったりカンナをかけたりしないからその分早くなっています。


稲久保:
工期は長い方が丁寧で良いという印象なのですが、どうなのでしょうか?


蔦村(一級建築士):
注文建築
構造によりますが、今はほとんどが乾式工法です。例えば、土塗り壁やモルタルなどのように、乾燥の期間を置いたほうが良い工程があります。しかし、今は乾式でほとんどそういう工事がないので、パネルをポンポン貼っていくだけなので長い方が良いということでも無いです。

もちろん、工事が粗くて早いのではダメですけどね。そういう現場をよく見かけますが。

湿式の工程は長く乾かした方がよいです。基礎の仕上げにモルタルを塗っているでしょう?それは時間をかけた方が良いです。


稲久保:
基礎のコンクリートは長く置いた方が良いとかありますか?


蔦村(一級建築士):
コンクリートは、3日で強度が出ます。それで出ないコンクリートはダメ!


稲久保:
良い現場だと見分けるコツはありますか?


蔦村(一級建築士):
1つは、整理整頓が出来ている現場です。材料が散乱している、切れ端が散乱しているとか、道具があちこちに散らばっているなどは、基本的に職人の段取りが悪いです。現場は几帳面な人に限ります。こだわってくれますからね。

自分の仕事に誇りを持って工事をしている現場はきれいです。工期引渡しの日が決まっているので、応援を呼ぶ事がありますが人の現場だからいい加減にする事もあります。


稲久保:
そもそも、工事は何人でするものですか?


蔦村(一級建築士):
大工さんは一人ということも多いです。今は分業になっているので大工さんは2ヶ月くらいです。

まず、基礎屋さんが基礎、大工が棟上げをします。大工さんが仕事している間に屋根屋さんが屋根を葺いて帰る。大工さんは内装を、外装屋がサイディングをというように分業なので、職人同士が知らないということもあります。現場で初めて会うなんてこともあります。

いろいろな工程がありますが、同じ職人や下請け、孫請け業者がトータルでやらないから無責任になってしまいます。自分のテリトリーが決まっているから全体に対して責任を感じないのです。しっかりトータルで見る人がいないと工事が適切に行われないわけです。

メーカーは、若い技術者を付けます。一人で20戸くらい見ていることもあるので、1つ1つを丁寧にと見ることが出来ないですね。だから職人任せの現場になる訳です。やはり、それぞれの現場をしっかりトータルで見れる人がいないとダメです。


稲久保:
大工さんなどの職人さんは怖いイメージがありますが、実際はどうでしょうか?


蔦村(一級建築士):
案外そうでもないですよ。建築の職人には紳士もたくさんいると思って下さい。本来の建築の職人は頭脳労働で、技術がないと出来ない仕事です。みんな修行してきているからある意味ではインテリです。

中には話が好きな人もいるし、それはもう性格です。ジュースの一本でも渡したら打ち解ける事が出来ますよ。直接言いにくいとかは、僕らがいると仲を取り持つ事が出来ます。お客様だけだと、「これでいいんだ」と言われると何も言えないでしょ。でも怖くはないです。




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