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新築マンションのチェックポイント

マンションの遮音性能(2)床の工法(直貼りと2重床)

マンションで問題となる音には、建物内部(上下、隣との間)の音、室内(同じ住戸内の音)、建物外部からの音と3つにわけることができます。

このうち、最もよく問題となっているのは、「建物内部(上下、隣との間)の音」です。上階からの物音がうるさい、という場合には、床(下階から見た天井)のコンクリートや床の工法が関係しています。床のコンクリートや工法によって、遮音性能が異なりますので、これを理解しておいて、マンション購入前にチェックしておくと良いでしょう。

マンションの床には、いくつかの工法があります。

1.コンクリートスラブの上に、フローリングを直貼りする(直貼り工法
 フローリングにはクッション材がついており、遮音性を補っている。

2.コンクリートスラブとフローリングの間に支持脚で空間を設ける(2重床工法

上記が直貼りと2重床で、マンションではどちらの工法もよく採用されていますが、それぞれに特徴があります。

コンクリートは、子供が椅子から飛び降りたときに生じるような「ドスン」という重い音を抑えることができます。この重い音を重量衝撃音(LL)と呼びます。コンクリートが厚い(重い)ほど抑えられると言われており、小さな子供がいる場合には、コンクリートの厚みが大事になります。

また、2重床は、スプーンを落とした時に生じる「カツーン」と響くような軽い音に有効だと言われています。この軽い音を軽量衝撃音(LH)と呼びます。一概には言えませんが、掃除機をかけるときの音はこちらですね。

ちなみに、この軽い音(軽量衝撃音)は2重床にしなくとも床の仕上げ(表面)をカーペットにすれば、良い対策となります。しかし、現在の床の流行はフローリングですので、新築マンションでカーペットを採用することはほとんどありません。中古マンションを見学に行きますとカーペット仕上げの床を見かけることもありますが。

中古マンションによっては、遮音性の問題を考慮して、「床をフローリングにしていはいけない」「フローリングにするならば、等級をL-45以上とする」といった制限があることも多いです。これは、遮音性能が劣るからです。

参考として、日本建築学会の遮音性能基準をあげておきます。

遮音等級 L-40 L-45 L-50 L-55
走り回る音
飛び跳ねる音
かすかに聞こえるが遠くから聞こえる感じ 聞こえるが、意識することはあまりない 小さく聞こえる 聞こえる
椅子の移動音
物の落下音
ほとんど聞こえない 小さく聞こえる 聞こえる 気になる
生活実感 かすかな物音
気配はするが気にならない
多少の生活感がある
スプーンの落下音が多少聞こえる
生活感が意識される
歩行がわかる
生活感がよくわかる
椅子をひきずる音がうるさく感じる

上記の表内の数値が低いほど、遮音性能が高いとされています。新築マンションであれば、パンフレットにこの遮音性能が記載されていることも多いですが、L-45が目安です。





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