住宅購入(一戸建て・マンション)、住宅ローン、住宅検査・診断(ホームインスペクション)・リフォームの注意点、アドバイスを専門家が提供する住まいのサイト

一級建築士のアドバイス(中古マンション編)

中古マンションの寿命

稲久保:
中古マンションを購入する際に、あとどのくらいその中古マンションが持つのか気になりますが、マンションの寿命というのは何で決まりますか?
田中さん:
それは非常に難しくて、昔は固定資産税の償却期間が60年というのがあったので、一般的に60年というイメージがありました。
しかし、今は償却期間が48年となっているのでそのあたりでも変化があります。
厳密には、そんな償却期間に関係なく建物そのものがいつまでもつかという事ですと、
コンクリート部分がよっぽど悪くない限り100年くらいもつと思います。
ただ、住んでいる人たちにとって、今の新築マンションに比べると、
間取り的な事、各住居の広さ、設備などがライフスタイルに
合わなくなってくるという問題があります。
現実には、日本ではまだ等価交換方式といって
今自分が持っている資産を事業主に渡して、建て替えるという事があります。
例えば、2,000万円の価値があるとすれば、新しく建て替えて
その2,000万分の持ち物をもらうというものです。
その時に、総戸数20戸のマンションが40戸になるなどして戸数が増えることがあります。
増えた20戸の売却益を所有者が得ることが出来るので、
結果的に所有者は新しいマンションを安く手に入れる事が出来るというものです。
売却益の差額で事業主が儲ける事が出来、元々の所有者も利息などでほとんどお金をかけずに新築マンションが手に入るということが今までありました。
そういうマンションの建て替えは進んでいます。

中古マンションの寿命
しかし、そこの敷地に建てられる建物の大きさには限度があります。
その最大限まで既に建ててしまっているマンションは建て替えても床面積が増えません。
つまり、住戸が増やす事が出来ないのです。
だから、結局、自分は一戸建てを潰して建て替える感覚で、
解体費用と次に建てる費用を自分たちで負担しないといけなくなったので、
なかなか建て替えが進まなくなりました。
ただ、中古マンションが増えてきているので、
そのうち建て替えの時期は来ると思います。
中古マンションの所有者のみんなが、「これは古いから新しくしたい」と思うことが寿命であって、
「建物が劣化して使えないから」というような本当の寿命ではないですよね。
建物がダメという訳ではないです。
稲久保:
なるほど!あと、どれくらい住めるかが気になるという方もいらっしゃいますが、
個人の価値観という事ですね。
田中さん:
そのとおりです、建物そのものが寿命というのは、なかなか無いです。
それは、一戸建てでもマンションでも一緒です。
ただ、中古マンションで難しいのは戸数が50戸あれば
その50人が建て替えようと思わないといけない訳です。
実際には5分の4という条件がありますが、
少しでも反対者がいると進まないことが多いですから。
一戸建ての場合は、自分が建て替えようと思えば建て替える事は出来ますよね。
木造の場合は、手入れさえすれば何年でも持ちますからね。




住宅購入・新築等に関する各種相談(面談・メール相談)

不動産物件情報

専門家へ相談&専門家サービス 専門家に相談 専門家のサービス

住宅購入・新築等に関する各種相談(面談・メール相談)

不動産物件情報

  • 住宅の物件情報
  • 住宅ローンの一括申込
  • 専門家を募集
  • 広告募集
  • 専門家に無料相談
  • 家づくりの相談
  • 住宅ローンの一括申込
  • 住宅ローンの返済シミュレーション
  • 住宅ローンの金利一覧
  • 一級建築士の募集
ジャンルで記事を選ぶ ジャンルで記事を選ぶ 第三者の専門家の住宅サポート 第三者の専門家の住宅サポート
  • 不動産業界の裏話
  • 広告募集
注目記事 注目記事