着工前や建築中の住宅を購入する方が多いですが、そういった方が第三者による住宅検査(建築検査)を建築中に利用するケースが増えています。アネストでは、全国各地で住宅の検査を行っておりますが、年々、その利用者が増えています。建築中の住宅検査の利用が広がる背景には、いつまでも改善されてない住宅業界の悪しき事情がいくつもあります。

基礎配筋検査

新築住宅の施工ミスが無くらない理由

例えば、設計図書通りに施工されるか、工事の品質に問題ないか、法規準を順守しているかといった業務を行うべき工事監理者が名前だけでほとんど現場で監理をしていないという現実があります。

また、どこの現場監督も若く経験に乏しい上に、会社から適切な指導・教育を受けられないため、工程の流れを確認する程度の業務しか行わず、品質の管理はできていません。

確認検査機関や瑕疵保険の検査があるものの、いずれも簡易なものであるため、実質的には誰も設計図書通りの工事か、また施工品質に問題ないかといったことを検査していないのです。建売住宅に至っては、ほぼ全てがこのような現状に該当しています。

それでも、下請けや孫請けの工事会社や職人が良ければ、良い住宅が建築されるのですが、これでは残念ながら運次第です。高額な買い物であり、また長年暮らす住まいの品質が運次第では安心できません。

このような背景から、住宅の買主(または施主)が自ら第三者の住宅検査会社に依頼して安心・安全を確保しようとするケースが増えているのです。特に着工前や建築中の建売住宅の購入者による利用が際立って増えています。

上棟後の検査

第三者の住宅検査のメリット

第三者検査のメリットとしては、工事の品質を確保できること、建築中なので完成後よりも多くの部位を検査できて効果が大きいこと、より細かな検査ができることなどがあげられます。

着工前・建築中の住宅購入 + 第三者の住宅検査 = 安心できる住宅取得

これが住宅取得の1つの賢い選択肢と言えるでしょう。なお、契約前であればよくトラブルになる点などについて、図面や仕様の確認のアドバイスを受けることもできます。

第三者検査の紹介

住宅検査の内容(料金・報告書サンプルなど)は以下のアネストのWEBで!
> 住宅あんしん工程検査(建築中の住宅検査) <