新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)のレポート~後編~

住宅コンサルティングのアネストのスタッフが、住宅診断(ホームインスペクション)の現場に同行したときの様子を公開するホームインスペクション・レポートです。

前回の「新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)のレポート~前編~」に引き続き、大阪府柏原市の「新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)」の様子をレポートさせて頂きます。

台所の調査

台所の調査です。

お水を流して、排水管に水漏れ等がないかどうかの確認をしています。

水質の簡易調査

また、ある程度お水を流した後に、コップに水を溜めて、赤水などが発生していないかどうかの確認も行います。お客様にもお水の色など、一緒に確認をしてもらいました。

床下の建物調査

床下の調査です。

台所にある床下収納庫を外して、床下を覗いているところです。お客様にも床下を覗いて頂きながら説明を行っていました。

そして私も床下を覗かせて頂きました。現場に同行させて頂くのは初めてで、生まれて初めて覗く床下でしたが、基礎の内側・断熱材の設置状況・束・配線などを確認させて頂きました。床下は普段見ることの無い場所ですが、基礎の内側や束などの確認ができ、とっても重要な箇所だということが、よくわかりました。

玄関タイルの診断

玄関の調査です。

玄関土間タイルを打診棒で軽く叩いています。丹波さんが左耳を傾けているのがおわかりになるでしょうか?微妙なタイルの音の変化を聞き分けているところです。

タイルに浮き等があると、打診した際の音が他よりも軽くなります。この時は、一部タイルに浮きがあったので、その場で、お客様にも打診した際の音を確認してもらい、なぜタイルに浮きがあると異なる音になるのかの説明もいたしました。

お客様も、音の違いが確認でき、丹波さんの説明にも聞き入っておられ、非常に納得されていました。

屋根裏の調査

屋根裏の調査です。

クローゼット収納にある点検口から、屋根裏を覗いて確認しているところです。屋根裏の点検口は高い位置にある場合が多く、点検口にたどり着き覗くまでにかなりの体力が必要だということがよくわかりました。(丹波さん、汗だくでした…)

屋根裏は、柱・梁・束・断熱材の設置状況などの確認ができます。屋根裏に問題はありませんでしたが、屋根裏は滅多に覗くことがないので、お客様にもお声をかけさせて頂き、この機会に覗いて頂きながら、説明を行いました。

外構の調査
最後に、外構や汚水枡の設置状況の確認をしています。問題なく設置されていました。

大きな問題もなく調査は終了しました。
最後に、お客様へ調査が終了した旨の報告とご挨拶、そして報告書の到着時期をご案内して終えました。

調査を全て終えた時には、調査開始から2時間以上が経過しておりました。一戸建て物件の調査では、基本の調査のみで約2時間かかります。(オプションを付けると、3時間~3.5時間程度かかります)

調査の間中、丹波さんは動きっぱなしでした。まだ涼しい時期の調査でしたが、汗だくになりながらの調査となり、このお仕事は、体力と専門的知識の両方が必要な仕事なのだと、あらためて認識しました。

最後に、通常お客様ご自身では確認ができ兼ねる場所に、一部指摘箇所がありました。お客様が「こういった第三者の調査を依頼しないとわからなかった。」とおしゃっておられ、そのお言葉を聞いた時に、弊社のサービスがお客様のお役に立てたこと、大変嬉しく思いました。

また、お客様には、調査風景の掲載を快く承諾して頂き、ありがとうございました。
また、最後までお読み頂いた皆様、ありがとうございました。

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