土台・床組の住宅検査の指摘事例
○木造2階建て
アンカーボルトの施工時の施工ミスで、穴の位置とアンカーボルトがずれていました。座金の掛かり不足による耐力不足や土台の断面欠損による 耐力低下が考えられます。
○木造2階建て
2階床下地材の一部にひび割れがありました。この箇所にはひび割れ方向と垂直方向に90×90の補強材を1本設置するように指示しました。
○木造2階建て
数カ所アンカーボルトが沈み込み、頭の出が十分でない部分が見られました。工事施工者に対し手直しを要請しました。
○木造2階建て
土台に著しい割れが見られましたので、工事施工者に対し交換を要請しました。
○木造2階建て
アンカーボルトの埋め込みが深い部分が2箇所ありました。座金の天端からの深さが26mm以上ありましたので、金物メーカーの取付仕様書に準拠するように、適切な処置を行うように依頼しました。
○木造2階建て
プラスチック束の高さ調整ネジにおいて、固定の未完了部分が3箇所ありました。高さを調整してネジをロックすることを依頼しました。
○木造2階建て
土台の木材は防腐処理材を使用していました。大引の木材は未処理材でしたが、建て方の完了後に施工する予定であることを施工者に確認しました。
【上記は建築中の住宅検査(建築検査)の指摘の実例です】