消費税は、2015年4月には10%へと引き上げられました。10%といえば大きな割合ですから、気になる人は多いですね。
しかし、中古住宅であれば消費税がかからないとの話を聞かれた方もいることでしょう。消費税は事業者が提供する商品やサービスに対して課税されますので、一般個人が売主である場合には消費税が課税されません。
中古住宅の多くは、一般個人が自宅を売却するものであるために、その売買価格には消費税がかからないのです。
しかし、中古住宅の多くは不動産仲介業者の仲介(媒介)によって取引されています。この不動産仲介業者へ支払う仲介手数料は消費税の台頭となるので課税されます。
仲介手数料は売買価格の3%+6万円が上限ですから、その消費税となりますと新築住宅の売買価格にかかる消費税に比べると小さな金額です。
但し、不動産会社が売主となって中古住宅を売却しているケースでは消費税がかかりますので、ご注意ください。また、中古住宅は消費税のほかにも大事な注意点が非常に多いので、「中古住宅の購入の流れ、注意点」も見ておきましょう