将来の建て替えや買い替えを心配するのは、中古住宅は長持ちしないという前提で考えているからではないでしょうか。住宅が長持ちするかどうかは、新築時の施工品質やその後の維持・メンテナンスによって大きく異なるものです。
新築工事がひどいもので、さらにメンテナンスにも手間やコストをかけない場合であれば、確かに早期に建て替え等を考えなければいけなくなります。なかには、20年もすれば建て替えというケースも、、、
しかし、新築工事の施工品質が良く、その後の建物の状態(劣化の程度など)に合わせて適宜、メンテナンスを行っていけば、住宅は長持ちするものなのです。
例えば、構造のしっかりした築20年の中古住宅を購入して、外壁や屋根などを適切にメンテナンスしていけば、40年を経てもしっかりした状態を保てることは不可能ではありません。
但し、中古住宅の購入時点で建物の状態がひどい場合には、このように長持ちさせるのは容易ではありません(高額な補修・改修コストが必要となる)ので、購入時にしっかりチェックしておかなければなりません。
新築時の施工品質を調査したり、現状の建物の劣化具合を調査したりするの