住宅の売買契約では、売買契約書と重要事項説明書のほかにも様々な関連書類が買主へ渡されます。契約書に添付されたり、契約時に渡されたりする書類は、対象物件や取引内容によっても異なるものですが、一般的に考えられる書類をあげておきます。
Contents
多くの売買で共通の書類
- 全部事項証明書(対象物件(土地・建物)や隣接する道路のもの)
- 公図
- 地積測量図
- 建物図面(登記上のもの)※但し未登記の新築物件では無い
- 重要事項補足説明資料(重要事項説明書の用語等の説明資料)
- 上水道・下水道・ガス等のライフライン関連資料(埋設位置や口径など)
- 都市計画図(都市計画や用途地域等の資料)
- 住宅地図
- ハザードマップ・液状化や活断層等のマップ
新築一戸建て
- 建築確認済証・建築確認申請書
- 中間検査合格書
- 完了検査済証
- 地盤調査報告書
- 地盤改良工事報告書(地盤改良している場合のみ)
- 住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
- アフターサービス基準書
- 地盤保証の保証書
中古住宅
- 付帯設備表
- 物件状況確認書
- 管理規約(中古マンションのみ。一部の戸建てでもありうる。)
- 使用細則(中古マンションのみ。一部の戸建てでもありうる。)
- 長期修繕計画書(中古マンションのみ。一部の戸建てでもありうる。)
- 管理の重要事項に係る報告書(中古マンションのみ)
取引によっては用意される書類
- 区割図
- 土地利用計画図
- 開発行為の検査済証
- 農地の転用届出書
※上記の各書類とも原本ではなく写しのものも含まれる。
※書類の名称は異なる場合も多い。
※設計図書(建物の設計図)は除外して記載している。
※「新築一戸建て」に記載の資料は中古住宅の売買の際にも引き継がれることがある。
実際にどういった書類が用意されるかは、重要事項説明書の最後に「付属書類」として明記されていることが多いですので、内容を確認しておきましょう。