住宅ローン金利の推移・長期金利の推移
住宅ローンの金利や長期金利(新発10年国債利回り)の推移をグラフ化しています。住宅をいつ購入するか検討するときに知りたい金利の動きを考える上で参考にしてください。短期的な金利の動きだけではなく、5〜10年程度の長期的な金利変動の傾向も参考にしてください。
フラット35の金利については、各時点の最低金利を掲載しております。2007年9月以降、返済期間や融資率によって金利体系が異なりるため、(A)(B)とわけて記載しております。(A)(B)の違いは以下の通りです。
〇フラット35(A)とグラフで表示しているもの
2007年9月までは通常
2007年10月〜2010年3月は返済期間が21年以上35年以下
2010年4月〜月は返済期間が21年以上35年以下、融資率が9割以下の場合
〇フラット35(B)とグラフで表示しているもの
2007年10月〜2010年3月は返済期間が20年以下
2010年4月〜は返済期間が20年以下、融資率が9割以下の場合
上記は過去12年間(2003年〜2015年の9月時点)におけるフラット35の金利および長期金利の推移をグラフにしたものです(縦が金利%)。この12年もの間、ほぼ一貫して金利が低下傾向にあることがよくわかります。大きな流れとして、金利が低下してきたということです。
10年前の時点でも「住宅ローン金利の安いが今が買い時だ」と主張する人も多かったですが、その後も更なる金利低下が続いているということです。
上記は過去3年間(2012年10月〜2015年9月)におけるフラット35の金利および長期金利の推移をグラフにしたものです(縦が金利%)。2013年の春〜夏にかけて一時的に上昇したもののその後は低下しています。
上記は過去1年間(2014年10月〜2015年9月)におけるフラット35の金利および長期金利の推移をグラフにしたものです(縦が金利%)。一見、横ばいにも見えますが、1年前と比較すると金利がまだ低下しています。月によっては多少の動きがあり、フラット35(A)で見るとこの期間内の最低と最高の金利差が0.24%となっています。仮に「借入額3000万円・期間30年間・繰上返済なし・ボーナス払いなし」で比較すれば、100万円強の利息負担額の差が生じます。
ただ、長期金利はもう下げようのないところまで低下(2015年9月に入った時点で0.381%)しており、これ以上の大きな金利低下はありません。今後、金利が上昇するかどうかはグラフからはわかりませんが、「下がりようがない=金利の底」だと考えることはできます。住宅ローンの金利という面では、住宅を購入する上で悩むほどのことはないのではないでしょう。(※グラフは全て本サイトにて作成)
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