注文建築で家を建てるまでの注意点

家を建てる前に気をつけることがあります。設計者、工務店、ハウスメーカーなどに依頼する場合などがありますが、いずれにしましても家を建てるならば、家について最低限の知識が必要になります。

どのような家を建てたいかの計画中に住まい方、使い方、考え方などを総合的に判断して、プランが出来ていきます。そのために事前にどのような家に住みたいかを考えて、雑誌などで勉強をしてから依頼されることをお奨めいたします。これは建売やマンションなどを購入する場合にも当てはまります。

さて注文建築で家を建てることが決まった場合、家を建てる方法として下記に列挙するいくつかの方法があります。

・持っている土地に工務店やハウスメーカーに家づくりを依頼する。
・持っている土地に設計者に設計を依頼して、工事は工務店などに依頼する。
・土地を購入して、家を建てる。この場合、ハウスメーカーやビルダーに依頼する。
（この場合多いのが、建築条件付の土地を購入する場合です。この場合、施工者が決まっていることが多い。）

他にもいろいろな方法があるのですが、どの方法で進めるのが良いかは一概に言えません。立地、希望する建物の内容、予算、住む人の構成など場合によって色々なことが考えられます。上記のことがほぼ決まった段階で、情報収集をしましょう。

・建築予定地を営業エリアとしている工務店やハウスメーカーはないか。
・住みたい家を得意としている工務店やハウスメーカー、設計者はいないか。
・実際建った家を見学できないか。　　　

などです。

できれば複数候補を探します。以前から候補となるハウスメーカーなどを決めていても、情報収集や見学、営業マンの応対などで、当初の予定と異なる工務店などに依頼することが少なくないようです。ハウスメーカーや工務店などを選んでいく過程で考えが変わってもおかしくはありません。

このようなやり取りをしていきますと、いつの間にか月日が過ぎていきます。でも大変なお金をかけての家づくりですので、この時間を惜しまずに検討されることをお奨めいたします。