住宅購入・新築のQ&Aとアドバイス
購入予定の中古住宅が競売物件である場合のリスクは?
Q :購入予定の中古住宅があるのですが、不動産会社が競売で取得したものです。競売で落札された物件を購入するリスクはあるのでしょうか?
不動産会社が落札してから販売しているのであれば、競売物件のリスクはその不動産会社が解決していることが一般的です。リスクとは、占有者の退去などです。また、他の一般の物件と同様に建物内部を見学できる状況になっているわけですので、特に心配する必要はないでしょう。
また、競売物件にも、部屋の中で人がお亡くなりになっている物件がございます。その場合、裁判所の資料に、部屋の中で不自然死があったと記載されている物件は事実を考慮して判断できるので良いのですが、中には、不自然死があったにもかかわらず記載されていない物件もあります。
それは、裁判所の調査員が、調査の結果、分からなかった為に記載されていません。落札した者(業者、又は個人)が、落札後、分かればよいのですが、分からぬまま売りに出ているケースもございます(但し、記載されていない場合でも、落札した者が、落札後に気づく場合がほとんどですので、この様なケースは少ないと考えられます)。
不動産購入に際しては、契約前に重要事項説明を相手側から購入者に対し行う義務があり、その中で、重要な事項につきましては、必ずご説明しなければいけない事になっております。
説明をする相手側が、その事実を知っているにもかかわらず説明をしない場合は告知義務違反となりますが、知らない場合は告知義務違反にならないと考えられますので、競売物件をご購入の際は、近隣の住人等によく聞き込みされます事をお奨め致します。
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