住宅の売却の流れ

　住宅の売却で失敗しないための第1歩は、まず一般的な不動産売却の流れ、進め方を理解しておくことです。基本を押さえておくことが成功さる１つのコツです。ご自宅を売却する際の一般的な流れは以下の通りです。但し、住宅の売却と前後して購入もされる場合（買い替えの場合）は、以下の通りとも限りません。

1. 物件の価格査定の依頼（不動産の一括査定サービス）
2. 不動産業者から価格査定結果の報告
3. 売り出し価格と売却を依頼する不動産業者の決定
4. 売却開始・広告掲載
5. 購入検討者の物件見学
6. 購入の申込と価格交渉
7. 売買契約と手付金の受領
8. 引渡しと残金の決済
9. 引越し

　上記のように、売却物件の査定依頼から始まりますが、売り出し価格を決める際には、その時点で値引き対応をどこまでするかある程度、イメージしておくと良いでしょう。売却そのものを急いでいないのか、買い替えなどの都合上、急ぐ必要があるのかによっても、売り出し価格は異なってくるものです。

　売主が買い替えするために自宅を売却するのであれば、自宅の売却を先に進めて買主が決まってから購入物件を探すのか、購入物件を見つけてから売却し始めるのか、もしくはその両方の可能性を考えて同時に進めるのか、といったことを最初に不動産業者と相談しておきましょう。

　買い替え計画を検討するためには、上記の「ご自宅を売却する場合」の流れのなかでは、「2．不動産業者から価格査定結果の報告」を受けてから具体的に考えると良いでしょう。

　以降のページでは、売却時の注意点やノウハウについてお伝え致します。まずは、「住宅の売却をどの不動産業者に任せるか？」です。