中古マンションを購入しリノベーションして住む
住宅を購入される方へのコンサルティングサービス(住宅購入相談、住宅診断など)を行っておりますが、そんな私自身がどのようなマイホームを持ちたいと考えているか、ということについて聞かれることがあります。
これは実はなかなか難しい問題で、キレの良い回答をし辛いところが本音です。その理由は、考えがコロコロと変わってしまうからです。考えが変わるのは、あくまで私自身のマイホームへの考えであって、世間一般に対して主張することではありません。
考えが変わってしまう(今後も変わると感じている)理由は、単純に仕事です。今でも、仕事の都合で東京と大阪を行ったり来たりしておりまして、時期によっては東京に住み、またある時期には大阪に住み、、、となかなか定まりません。転勤族(言葉が古い?)の皆さんと同じ状況ですね。
今の私自身の考えは、購入するとすれば中古マンションです。それも、リノベーションを前提に考えることになりそうです。単に古いよりも新しくしたいということではなく、間取り・プランにこだわりをもって手を加えたいからです。
新築マンションの場合、完成前であっても希望の間取りに変更できないことの方が多いです。変更できる場合であっても、自由度は低くあらかじめ決められたプランから選択することが多いです。これでは希望のプランにすることは難しいですね。
想いを実現するには、中古マンションを購入して自らリノベーションすることが現実的なことが多いでしょう。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、「中古マンション購入 + リノベーション」という選択肢について注意点を考えてみます。
リノベーションを前提として考えた場合、中古マンション購入で注意する点は、「リノベーションに向いている中古マンションか?」という点です。次回は、その注意点を見ていきます。
中古マンションとリフォーム(水周り)
第三者の住宅診断(ホームインスペクション)・住宅購入サポート
荒井 康矩 住宅コンサルティング会社の経営者 住宅の購入相談、ホームインスペクション(住宅検査・住宅診断)を行う(株)アネストブレーントラストを経営している。 住宅検査・住宅診断のアネスト |