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建築中の建売住宅の工事監理はされているのでしょうか?


Q : 建築中の建売住宅を契約しました。知人から工事監理者がいて工事をチェックしているはずだと聞いたので、不動産会社に質問したところ、話をはぐらかされました。本当に工事監理しているのでしょうか?

建築する際にには、その知人の方がおっしゃるように工事監理者がいて工事監理をしていなければなりません。

工事監理とは、設計図書と施工内容の照合や工事が適切に実施されているかの確認を行うもので、安心・安全な建築物を完成させるためには非常に大事な役割をになっております。

これは建売住宅においても同様に非常に大事なものなのですが、実際に工事監理を十分に行っている建売住宅はほとんどありません。工事監理者が名前だけのもので、現場へほとんど足を運ばないことが一般化してしまっています。

よって、多くの建売住宅において工事監理に過大な期待をしない方が良いでしょう。

しっかりした工務店で注文建築の住宅を建てる場合には、この工事監理をしっかりしてもらえることもありますので、注文建築の場合は工務店にどれだけの工事監理を行うのは具体的な内容を確認しておくとよいでしょう。

大手ハウスメーカーの場合でも、工事監理者による工事監理はあまり適切に実施されておりません。別途、社内検査の体制を築いていることが多いですが、工事監理とは異なる位置づけとなっているようです。

ご質問のケースでは、工事監理者や工事監理について話をはぐらかすぐらいですから、期待しない方が良いでしょう。施工品質がご心配であれば、別途、第三者の住宅検査を入れることも検討されてはいかがでしょうか。

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