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2015年秋以降、火災保険料の値上げ!?(メリットや対策)


 家づくりが完成した大部分の方が、大事な我が家のために火災保険へ加入していきます。契約期間は住宅ローンと同じ35年の期間で加入するのが一般的ですが、2015年秋以降の火災保険への加入では10年超の契約はできなくなり、長期の補償を確保するためには10年毎に契約を更新していく必要があります。

 ちなみに、地震保険については現在でも長期契約は認められておらず、1年か5年で更新する仕組みになっています。

 10年超の契約が廃止される理由としては、最近、ゲリラ豪雨や竜巻などの自然災害が多発しており将来のリスクを予測することが困難になっていることが挙げられます。

 火災保険は火災だけの補償ではなく、落雷・破裂・爆発・風災・雹災・雪災が基本的な補償で水災を付ける方も多いですので、ますますリスクの予測が難しいというのも頷けます。

 しかし、火災保険を長期契約したほうが保険料は割安になりますので、10年経過後更新していくと実際の総支払保険料は長期契約より高くなり、実質的な保険料値上げということができるのではないでしょうか?

 長期契約の割引率は30%程度の場合もありますので、今年の秋以降に家が完成する方にとっては頭の痛いところかもしれません。

 逆にメリットもあります。

  1. 長期契約すると途中で見直しすることがなくなり補償も以前のままの場合が多いですが、10年更新だとその都度補償をきっちり見直すことができます。
  2. 長期契約すると保険料の支払いが一時的に多額になりますが、10年更新だと家づくり後の金銭的な負担を和らげることができます。

 いかがでしたでしょうか?

 火災保険に加入中の方は、秋までに解約し35年の期間で加入し直すのも一つの案かもしれません。2015年秋以降に家が完成する方は、火災保険の10年超での加入は残念ながらできませんので、総支払保険料は現在よりも高くなってしまいます。

 制度変更は仕方ありませんが、火災保険加入時は補償内容や目的に家財も含めるのか、地震保険にも加入していくのかを慎重に吟味するようにしましょう。ネット上には様々な情報が溢れていますが、自分の味方になってくれる専門家に相談することも一つの選択肢になるのではないでしょうか?

長谷剛史
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